理事長の挨拶

 当院は、昭和4年に80床の「脳病院」(現在の精神科病院)として開設致しました。
当時は麻薬などの薬物依存の患者さまや、自殺未遂者、行き倒れの方などが多く搬送されていました。

 その後、昭和34年と平成2年の2度の増改築を経て、慢性期の統合失調症の患者様の入院治療を中心に永年治療に行ってまいりました。薬物療法の治療成績向上に伴い、ノーマライゼーションの考え方が浸透し、患者様の入院治療中心から、退院されて地域での生活を援助していく形へと、治療のスタイルが変化していきました。

 当院でも平成5年よりデイナイトケアを開始、平成13年10月には医療と福祉の複合施設「メンタルヘルスひじやま」を開設し、連携を組みながら、患者様の地域での生活をサポートできるよう努力してまいりました。

 広島市段原東部地区再開発事業に伴い、平成23年2月1日に移転いたしました。新病院には、都市型の精神科病院として時代のニーズにこたえてストレスケア病棟を新たに設け、病棟の機能分化を図り、専門技術の向上に努めていきたいと思っています。

 加えて隣接地に3階建てのデイナイトケアも平成23年4月にオープンいたしました。小グループが活動できる設備とプログラムを用意し、近隣で暮らす精神障害者の方々が地域で生活していけるよう、利用者の憩いの場になるよう考えております。 看護師・薬剤師・心理士・作業療法士・心理士・精神保健福祉士など多職種間の連携を強化し、チーム医療を実践し、職員一同で患者様へのケアを充実させ、地域に開かれた病院を目指して まいります